先日、近所の中学生の男の子がこんな質問をしてきた。
「カイロプラクティックの施療室やってる。」
「カイロプラクティックって何?」
「体調が悪い人の治る力を引き出す仕事」
「それって宗教ですか?」
「宗教じゃないよ。」
「なんか宗教みたい。」
やばいこと聞いてしまったと言わんばかりに、僕の前からそそくさと離れていった。
彼が発した「宗教」は、どちらかというとネガティブなイメージだろう。
恐らく「カイロプラクティック」という言葉を初めて耳にしたと思う。
と考えつつも、そんな風に取られてしまうんだぁ。と久しぶりにつらい気持ちになった。
今までも、ネガティブなことを言われることは多かった。
日本において「カイロプラクティック」は、いわゆるグレーゾーンにあり、職業選択の自由の基に活動が許されている。
もちろん、職業として選択したのは私自身なのだが…。
普段そんなこと思っているなんてあまり感じられないようですが、わりあいデリケートなので、気持ちが滅入ることもあります。
あぁ、まだまだだなぁ。
結果を積み上げて、「カイロプラクティック」にボジティブなイメージを持ってもらえるように、今日も目の前のことに精一杯取り組もう。
ドクター(私が通ったカイロプラクティックの学校の学長 塩川満章氏)が、
「細胞にエネルギーを与えるんだと、イメージしてアジャストしなさい。」
学校を卒業して20年になるが、その言葉を忘れず、アジャストを大切にしている。
もしかしたらその想いは、「宗教」に通じるのかもしれない。
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